改札でピッとしたのに通れない!?
朝の通勤ラッシュや急いでいるときに限って、改札で「ピンポーン」と鳴って通れない――。
SuicaやPASMOなどのICカードは便利ですが、意外とエラーが起きることもありますよね。
この記事では、ICカードで改札を通れなかったときの原因と対処法を、初心者にもわかりやすく解説します。トラブル時に焦らず対処するためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
▼【原因別】ICカードがエラーになる主な理由
① 残高不足
最も多い原因がこれ。
SuicaやPASMOは最低運賃分の残高がないと改札を通れません。地方の駅や短距離路線では130円〜150円程度が最低運賃になるため、それ以下になるとエラーになります。
対処法:
改札脇のチャージ機やコンビニなどでチャージすればOK。モバイルSuicaならスマホからでもすぐにチャージ可能です。
② タッチミス・重ね持ち(カード干渉)
財布やスマホケースに複数のICカード(例:SuicaとPASMO、クレジットカードなど)を入れていると、改札機が読み取りエラーを起こすことがあります。
対処法:
- タッチの際はICカードを1枚だけ出して使用
- 特にモバイルSuica+物理カードの併用は要注意
③ 入出場記録の不整合
例えば、前回の乗車時に「入場だけして出場しなかった」状態で次回の乗車を試みると、改札でエラーになります。
例:
- 1日目:改札に入ったが乗らずに出ずじまい
- 2日目:別の駅から改札に入ろうとすると「入場記録あり」のエラーが出る
対処法:
有人改札で状況を説明すれば、手動で履歴修正をしてくれます。
④ カードの破損・読み取り不良
ICカードは折れ曲がりや水濡れ、磁気干渉などで読み取りエラーを起こすことがあります。
また、長年使っていると経年劣化で反応が鈍くなることも。
対処法:
- 改札での読み取りが何度も失敗する場合は、有人窓口で交換申請(デポジット返金対応)
- モバイルSuicaに切り替えるのも一つの選択肢
▼【対処法まとめ】エラーが出たときはこう動こう
✅ 改札でエラーが出たときの動き方
- すぐ横の有人改札へ行く
- 改札でエラーが出た旨を伝え、駅員にカードを渡す
- 状況(最終乗車駅、時刻)を話せば、履歴修正や精算処理を行ってくれます
ポイント:焦らないこと。駅員はこの対応に慣れています。
✅ スマホアプリで履歴確認
- モバイルSuicaアプリ(iPhone/Android)
- モバイルPASMOアプリ
履歴確認・チャージ・定期券表示などが可能。トラブル時の記録確認にも便利です。
✅ 改札内でのエラー時(出場時)
- 自動精算機で支払い・履歴確認可能
- 機械で対応できない場合は、有人窓口へ移動して精算
▼【よくある質問Q&A】
Q.「ピッと音がしたのに改札が閉まった」これはエラー?
A. はい。タッチは認識されていても、残高不足や記録不整合などがあるとゲートは開きません。
Q. カードが使えなくなったらどうする?
A. 駅窓口でカードの状態を確認してもらい、必要なら交換が可能です。
※SuicaやPASMOなどはデポジット500円が返金対象となります。
Q. 入場だけしてすぐ出た場合もエラーになる?
A. 多くの鉄道会社では、30分以内に同じ駅から出れば「入場取消」として無料扱いになります。
詳しくは関連記事をご覧ください。
👉 [Suicaで改札に入ってすぐ出たら無料?知っておきたいICカードのルール]
▼まとめ:ICカードのエラーは怖くない!落ち着いて行動を
- ICカードのエラーは、ほとんどがよくあるパターンで解決可能
- 駅員に相談すれば履歴修正や支払い対応をしてもらえる
- アプリやチャージ機を使いこなすと、トラブル予防もできる
エラーが出たときこそ、焦らずに対応することが大切です!
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