コンタクトを目から取り出そうとしたら、外れない!
コンタクトが目の中で行方不明になっちゃった!
どうしよう、と不安になり、頭の中がパニックになってしまう…
こんなこと、経験ありませんか?
安心してください!
目の中のコンタクトは、必ず取り出せます!
コンタクトが見つからない・取り出せない時の解決法を紹介いたします。
コンタクトが外せない時の対処方法!つまむ以外の外し方とは!?
コンタクトが目にくっついて取れない!
これは、乾燥により、目とコンタクトとの間に水分が不足しているためにおこる現象です。
コンタクト用の目薬をさしたり、パチパチとまばたきをしたりして、コンタクトの乾燥状態を解消した後、外してください。
また、長時間の使用も、コンタクトの乾燥の原因となります。
理想は一日7~8時間、長くても10時間以内の使用時間となるようにしてください。
コンタクトを外すとき、「レンズをつまむ」というのが一般的ですが、これは慣れるまではなかなか難しいですよね。
また、目やレンズ、手の状態によっては、コンタクトをつまんでも取れない、コンタクトをつまむのも無理、という場合もあります。
そんなときは、瞼の上からそっとコンタクトの縁にあたる場所を抑え、ゆっくり目を耳側にずらしてください。
そうすると、コンタクトレンズが浮き上がって外れてきます。
この方法は、コンタクトがずれてしまい、動かなくなってしまった時にも有効です。
ハードレンズの場合は、
・目じりを引っ張ると同時に瞬きをする
・利き手の人差し指で下まぶたをゆっくり押し上げ、下まぶたでレンズをすくうようにする
という方法も有効です。
また、「コンタクトのつけ外し器具」を使うという方法もあります。
これは、元々は付け爪やネイルアートなどで詰めを長くしている人が、コンタクトのつけ外しを行うために作られたもので、「誰でも簡単にコンタクトのつけ外しができる」といわれています。
コンタクトとの相性により、付けはずしが簡単だったり難しかったりするので、購入する場合は、必ず事前にご自身のレンズとの相性を確認してください。
それでも外せない場合、洗面器などのボウルに水やぬるま湯を入れ、その中でまばたきをしてレンズを取るという方法もあります。
使い捨てのコンタクトなら、そのまま水と一緒に流してしまっても良いですが、そうでない場合は、必ず片目ずつ行ってください。(両目同時に行うと、レンズの左右がわからなくなってしまいます。)
コンタクトが目の奥に入って取れない時の対処方法とは?
コンタクトをつけていたら、レンズがずれてしまい、目が痛い…
よくありますよね。
コンタクトをすぐに外し、正しく付け直すことができたらいいのですが、コンタクトが目の中で行方不明になってしまった場合、そうはいきません。
なんだか目の奥が痛い、でもコンタクトがどこにいったのかわからない。
目の裏側に入ってしまっていたらどうしよう…
考えただけで、ゾッとしてきます。
でも、ご安心を!
目の構造上、コンタクトがずれて、目の裏側に入り込むということは、ありません!
瞼の裏側と眼球は、「結膜のう」という袋状の構造をしているため、目の裏側に異物が入り込めないのです。
(目の中に入ったほこりやごみ・虫などが目の裏側に入り込んでいったら、人間の体はとんでもないことになりますもんね。)
ですから、目の裏側にコンタクトが消えてしまった、なんてことは絶対に起きません。
実は、目の中で、上下左右のいずれかにずれているだけなのです。
ただ、上下左右といっても、左右と下側にはあまりスペースがないため、レンズが見えないところまで移動するということはありません。
ゆっくり落ち着いて目を動かし、コンタクトを探してください。
それでも見つからない場合、「目の上側の奥」までコンタクトが移動してしまっている可能性が高いです。
実は、目の上側には、かなりのスペースがあるため、「目の上側の奥」までレンズが移動してしまうと、なかなか見つけ出せません。
目の左右と下側を探すとき以上にゆっくり落ちついて、コンタクトを探してください。
無事にコンタクトを見つけたら、瞼の上からレンズを抑え、ゆっくり眼球のところまで持っていき、黒目に乗せるようにしましょう。
まとめ
コンタクトが行方不明!
目にくっついたまま取れない!
そんな時こそ、ゆっくり落ち着くことが大切です。
無事に自力で取れたらいいですが、そうでない場合は、なるべく早く眼科に行ってください。
また、コンタクトがどこに行ったかわからなくなってしまった場合、目の奥に紛れ込んでいる可能性も考えられるので、念のため、眼科で確認してもらってください。
目はとても繊細で、一度傷つくと元に戻らない組織もあります。
決して自己判断はせず、少しでも不安が残るときは眼科を受診してくださいね。
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