カレーはたくさん作ってしまうことも多く、また2日目のカレーも美味しいですよね。
しかし、カレーって何日持つのか?
また常温や冷蔵庫や冷凍庫で保存の期間は変わってくるのか?
さらには、熱いままに冷蔵庫に入れると危険な理由も紹介しています。
カレーを上手に保存して美味しく食べるのにお役に立てれば嬉しく思います。
カレーは熱いまま冷蔵庫に入れないほうがいい理由!?正しい保存方法について
・そもそもカレーは保存が利く食べ物!?
・カレーは粗熱を取ってから冷蔵庫に・・・
・タッパーでの一食ずつの保存!
・長期で保存したいなら冷凍庫に・・・
そもそもカレーは保存が利く食べ物!?
一晩寝かしたほうが味が良くなると言われるように、カレーは保存が利く食べ物として知られています。
自炊する際に一食分ずつ個別に作るのではなく、一度に大量に作って何日かに分けて食べやすくなっているのです。
その一方で保存方法を誤ってしまうと、いくらスパイスによる殺菌効果があったとしても、食中毒の原因となる菌類が増えてしまう危険性があります。
適切な保存が望ましく、夏場の暑い時期は特に注意が必要です。
カレーは粗熱を取ってから冷蔵庫に
カレーを熱いままの状態で冷蔵庫に入れると、菌の発生そのものは常温で保存するのに比べると格段に減らせます。
その一方で冷蔵庫内に入っている他の食材を傷める可能性があるため、冷蔵庫に何も入っていないようなら熱いままでも構いませんが、一般的には粗熱を取ってから冷蔵庫に入れておくべきだとされています。
自然と冷めるのを待つか、氷水を張ったボウルに鍋の底を沈めるような形で粗熱を取れば、カレーの味を変えずに冷ませることが可能です。
大体粗熱を取った50℃くらいで入れるのが理想になっています。
タッパーでの一食ずつの保存が理想的
カレーを大量に作った際に、ある程度冷ましたら鍋のまま冷蔵庫に入れるような方も多いですが、可能ならタッパーやジップロック、ラップを使用して一食ずつ個別に保存する理想的です。
個別保存のほうがルーの層が薄くなることにより食中毒の発生リスクが低くなる、カレー全体の温度を鍋ごと置いておくのより早く冷ませるなどの効果があるためです。
長期で保存したいなら冷凍庫に
作ってから2日や3日以内に食べるなら冷蔵庫でも十分に保存が可能ですが、一週間以上保存したいようなら冷凍庫にしばらく食べないカレーを入れたほうがいいとされています。
味の劣化を気にしなければ、保存という点で冷凍の方が冷蔵よりも上回っているからです。
短期で食べきるなら冷蔵庫、長期で作り置きするなら冷凍庫と、使い分けをすることが望ましくなっています。
カレーは何日間持つものなのか
カレーは一度に沢山作ることが多く、なかなか1日では食べ切れないことも珍しくはありません。
更に寝かせた方が美味しいという魅力もあるため色々な手法で保存をするわけですが、実際のところ何日間ほど持つのでしょうか。
カレーを冷蔵庫で保存
まず冷蔵庫で保存しておく場合、持って3日が限界です。
これ以上の期間を過ぎるとウェルシュ菌と呼ばれる食中毒を引き起こす菌が繁殖してしまい、身体に良くありません。
どれだけ小分けにしたりラップをかけていても、冷蔵庫ではこれが限界なので、温度が低いから大丈夫だろうという思い込みは持たないようにしてください。
カレーを常温で保存
常温で保存するなら1日が限界です。
しかもこれはある程度涼しい季節を想定したもので、真夏の暑い季節であれば昼間に数時間放置しておくだけで危険度が増します。
普通はそのような保存方法は採用しないでしょうが、今日作ったばかりだから問題ないだろうとそのまま常温で置いてしまう人も意外といます。
季節や室温と相談しながらにはなるものの、常温ではほとんど持たないという認識を持っておくことが無難でしょう。
カレーを冷凍庫で保存
そして冷凍庫で保存する場合、こちらはかなり有力な方法となりますが、最大で1ヵ月間程度が持つ目安です。
ただし1ヵ月持たせるには少しコツがあり、それが小分けにしてジャガイモやニンジンを除いておくというものです。
小分けにする理由は、容量が多いと冷めたり冷凍されるまでの時間が掛かり、その間に熱いところで菌が繁殖してしまいます。
ジャガイモやニンジンは冷凍して時間が経過する間に品質が落ち、解凍して食べる際に美味しさを損なわせる原因になるのです。
こうした理由から、すぐに固まるよう中身を分け、尚且つ味を落とさないようジャガイモやニンジンを取っておくことが大きなポイントとなります。
或いは磨り潰しておいてもいいでしょう。
まとめ
カレーは何日持つのかということですが、常温では約1日、冷蔵庫で約3日、冷凍庫で約1ヶ月ぐらいが限界ではないかと思います。
冷凍でも、早めに食べるに越したことはありません。
時間が経つと段々と食べる気もなくなってくる可能性がありますし、どのような保存方法にしても早め早めに食べるのがベストです。
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