キャリアパスポートは、2020年の4月より小中高校で導入となりました。
キャリアパスポートの中に、親のコメントを記入する欄が設けられています。
何を書いたらいいのか?良く分からない?
という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そのようなキャリアサポートの保護者コメントの例文について紹介いたします。
参考になれば嬉しく思います。
キャリアサポートの親のコメントの例文について
キャリアサポートの保護者からのコメントの記入欄は、基本的に自由ですが、家や外出先など学校以外での様子をまとめて書くのが良いでしょう。
例文を挙げると、
「1学期の始まりは不安と期待が入り混じっていましたが、終わり頃には楽しくなったようです。」
「夏休み期間中は友達と外で遊んだり、趣味に没頭して価値ある時間が過ごせたと思います。」
「宿題はマイペースながらもギリギリにならずに済んだので良かったです。2学期も元気に過ごしてもう少し勉強に興味を持ってくれればと思います。」
などという感じです。
親のコメントは文字通り、親目線で観察したり感じた子供の様子を言葉にして、キャリアパスポートに記入する為にあります。
しかし親のコメントがダイレクトに子供の評価に影響するわけではないので、記入欄を空欄で提出する保護者もいるようです。
また、特になしなど内容や意味もないコメントが書かれても教師は困りますから、何か書いて伝える努力をする必要はあるでしょう。
難しく考え過ぎると悩みに悩んで結局何も掛けなくなったりしますが、例文を参考にすることで書きやすくなるはずです。
それと肩肘を張る必要はありませんから、力を抜いて楽にして、頭に思い浮かんだ内容を言葉にすれば大丈夫です。
ポイントは子供の成長に焦点を当てることで、些細なことでも汲み取って驚きや喜びを表現するようにすると、案外簡単にコメントが出てくるものです。
キャリアパスポートに保護者のコメントを書く時に注意すること!
キャリアパスポートに親のメッセージを書く時の注意点としては、マイナスなイメージになるようなメッセージはあまりよくありません。
例えば、
「家では問題行動が多くて手を焼いた」
「サボり癖がついて困っている」
など、ネガティブなコメントは避けるべきです。
確かにそういう部分は親の目に留まりやすい部分ですが、親のコメント欄に書いてしまうと教師もネガティブに捉えがちになってしまいます。
これでは教師による子供のポジティブな評価に期待できなくなりますし、子供が学校で頑張っても正当な評価が受けにくくなる恐れがあります。
逆に、
「学校で先生に褒められて喜びながら家に帰ってきた」
「先生の教え方が上手で家でも勉強するようになった」
などの例文のようにポジティブにまとめたいところです。
コメント欄は教師も親も共通して、それぞれの視点や目線から対話の形で記入する為にあります。
子供の成長は学校だけでも家だけでもありませんし、環境や周りの人達のサポートがあってこそですから、大人が見守るようにコメントを残すのが望ましいです。
そうすることで今後の教育のヒントになりますし、キャリアパスを形にする上で役立つようになるでしょう。
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