長い間毎日丁寧に手入れを続けることで、ぬか床はより良い状態になりますから、結果的に出来上がるのが絶品のぬか漬けになります。
ぬか漬けは、長持ちをする永久的なイメージですが、直接口にする食品ですから、いつまで大丈夫かという保存期間は知っておきたいですね。
今回はぬか漬けの保存期間について紹介したしますので参考にしていただければ嬉しく思います。
ぬか漬けの保存期間はどのくらい!?
ぬか漬けのベストな状態の保存期間は、
炒りぬかや生ぬかの賞味期限としては、
涼しい状態なら2週間から3週間、
冷凍ならおよそ3ヵ月くらいです。
ぬかは、酸素に触れることで酸化が進むものであり、油脂分が多いことから避けることはできません。
ぬかを長持ちさせるお手入れのやり方
少しでも長持ちをさせるためには、いくつかの方法に挑戦をするとで阻止は可能です。
常に涼しい冷蔵庫での保存、もしくは冷凍庫という手もあります。
出来るだけ空気に触れぬように、しっかり蓋や口の閉じる容器や袋へ入れるのも一案です。
冷蔵庫で簡単に作りたい時には便利なぬか漬けセットもあります。
初心者でも失敗しにくく毎日かき混ぜる必要もないので、管理が意外にも楽ですよ~!
また冷蔵庫の中でも場所を取らないのも良いですね!
生ぬかであれば加熱をするために、フライパンで炒めるなどの方法もあります。
炒るという行為は何もしない生よりも、ほのかに長持ちをさせることができます。
加えて加熱を加えるので、農薬成分もそれだけ軽減できるかもしれません。
酸化をできる限り遅らせる必要があるので、袋を使うならチャックのあるビニール袋などは優秀です。
袋からぬかを出して自分でぬか床をつくることができますが、良い状態に保つためのケアは欠かせません。
ぬか床は丁寧に手をかけることで良いコンディションを維持しやすくなり、良好なままなら長持ちをする期間は、なんと半永久的です。
田舎へ行くと大きな樽などでぬか漬けを作る家は珍しくないですが、何十年も同じぬか床を使い続けていることもあります。
そうした家では毎日欠かすことなく、愛情をたっぷり注いでぬか床をかき回していて、出来上がりは最高に美味しいです。
気を付けたいのはぬか床の状態が怪しくなることもあるということ、腐るというよりも香りからしておかしくなっていきます。
見た目としても違和感を覚えますし、そのまま使用できなくなるかもしれません。
しかし初期段階であればまだ、健やかな状態への復旧は可能です。
基本となるぬか及び塩の成分を、欠かすことなく毎日加えるようにします。
イキイキした元気な種ぬかに頑張ってもらう事、くず野菜を加えて捨て漬毛をする事で、ぬか床に十分な水分を補給をすることです。
捨て漬けをしたら、忘れずに翌朝には出して処分をします。
こうした復旧作業に取り組む際、基本の温度は常温保管です。
時間をかけて元通りの元気な状態へ向かわせますから、お手入れは1日に2回以上は行うようにしましょう。
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