一昔前までは、レストランでしか食べることのできなかった高級料理が、最近では簡単に自宅で調理できるようになりました。
ビーフストロガノフもその一つ。
私が最初に「ビーフストロガノフ」という言葉を耳にしたのは、某有名テレビ番組のお料理コーナーでした。
それから数年…あれよあれよという間に、「ビーフストロガノフ」は、すっかり自宅で手軽に調理できる料理へと変身していき、時には学校給食のメニューに載ることも!!
そんなおしゃれ料理、「ビーフストロガノフ」を、一度自宅で作ってみたい、と思う人も、増えています。
しかし、ご飯のおかずが「ビーフストロガノフ」だけでは、なんだか物足りない…
付け合わせのおかず、どうしよう…
そう、メインのおかずが決まっても、付け合わせの副菜をどうするか、主婦には常に悩みの種なのです。
そこで、「ビーフストロガノフ」に合うおかずはどんなものか、考えてみました。
ビーフストロガノフに合う付け合わせのおかずや副菜は?副菜のスープでおススメのもう一品は?
実は私、今までの人生の中で、「ビーフストロガノフ」というお料理を、作ったことはもちろん、食したこともございません。
というわけなので、まずは、「ビーフストロガノフ 献立」と検索し、世間の「ビーフストロガノフ情勢」を調べてみることとしました。
画像検索すると、おいしそうなお料理の数々が出るわ出るわ…
「ビーフストロガノフ」って、今や、普通に家庭の食卓に並ぶお料理なんだな、ということを、改めて強く実感しました。
さて、肝心の「献立」内容ですが、やはり「サラダ」や「ジャガイモ料理」を副菜に、「コンソメスープ」や「ポタージュスープ」を付け合わせのスープにするケースが多いようです。
「サラダ」や「スープ」といったものは、基本的には、洋風料理なら何でも相性がいい、というイメージです。
しかし、「ジャガイモ料理」を副菜にするって…
「なぜジャガイモ料理?」
と、疑問に思いませんか?
その答えは、「ビーフストロガノフ」の起源にあります。
実は、「ビーフストロガノフ」は、元々はロシアの郷土料理の一つで、その昔は「貴族」が自宅で食べていた料理の一つだった、ということです。
国土が広く、ヨーロッパともアジアとも国境を接しているロシア。
ヨーロッパ・アジア両方の食文化が伝わっていてもおかしくはないはずですが、12世紀以降、徐々にヨーロッパの食文化がロシア全土に伝えられてきました。(当時は、ヨーロッパの方が、文明が発達していましたからね。)
ヨーロッパの料理って、「ジャガイモ料理」との相性が抜群で、結構どんな料理にも、「ジャガイモ料理」の付け合わせがついています。
そうやって考えると、ヨーロッパの食文化に影響を受けて誕生した「ビーフストロガノフ」に、ジャガイモを付け合わせるっていうのは、まさに、「ザ・ヨーロッパ料理」だと言えます。
ビーフストロガノフを夕飯にする時の献立例は?
一口に「サラダやジャガイモ料理」「コンソメスープやポタージュスープ」と組み合わせればいい、といわれても、どれをどう組み合わせるかを考えるのが大変!
そこで、「ビーフストロガノフ」初心者の私が作るならどんな献立にするか…の視点で、夕飯の献立を考えてみました。
まずは、「サラダ」です。
サラダ
「サラダ」って、本当にたくさんの種類があって、食材と調味料の組み合わせ次第で、無限に作ることができそうな感じがします。
できるだけたくさんの野菜を取り入れたい、できれば簡単に作りたい、肉料理の「こってり感」を中和したい…
そんな観点から選ぶと、「コールスローサラダ」なんて、どうでしょう?
野菜を千切りして、塩もみし、マヨネーズであえるだけ…
キャベツは、千切りではなく、「できるだけ小さく刻む」ぐらいにしたら、それほど手間なく作ることができます。
また、「メインに負けないぐらいの食感」を求めるなら、「マカロニサラダ」や「ポテトサラダ」はどうでしょう?
サラダのボリュームも満点ですが、しっかりとマヨネーズをかけてあげると、味のボリュームも満点な一皿になり、食後の満足感がグーンとアップ、間違いなし!
次は、「ジャガイモ料理」です。
ジャガイモ料理
「ポテトサラダ」がすでに上がっていますが、「マッシュポテト」や「フライドポテト」といったものを作っても、いいですね。
特に「フライドポテト」は、子供にとっては鉄板メニュー!!
小さなお子さんのいるご家庭には、ピッタリな付け合わせだと思います!
ただし、付け合わせの食材が「ジャガイモ」だけになってしまうと、どうしても栄養の偏りが心配です。
こんな時、私はいつも、人参やブロッコリーをゆでたものを、副菜の横にそっと並べています。
「ジャガイモ料理」って、見た目が白っぽいので、人参やブロッコリーを付け加えるだけで、見た目も華やかになりますし、その分栄養も摂取できるので、おすすめです!
最後に、「スープ」をまとめて考えてみます。
スープ
「コンソメスープ」の場合、野菜と一緒に煮込んでしまえば、栄養満点でおいしいスープが簡単に出来上がります。
野菜が使ってあるとはいえ、「サラダ」や「ジャガイモ料理」では、野菜の摂取量が十分ではありません。
そこで、「コンソメスープ」にも、たっぷり野菜をいれ、しっかり栄養を取ることができるようにしたいですね。
また、「ポタージュスープ」は、お好みで、コーン・人参・ごぼう・トマト・カボチャなど、様々な食材で作ることが可能なので、
「今日のおかず、この野菜が足りないな」
というものを選んで、「ポタージュスープ」を作ると、栄養バランスの取れた献立になりますね。
尚、「ポタージュスープ」は、どうしても「ジャガイモ料理」と食感が似てしまうので、副菜に「ジャガイモ料理」を作るときには、避けた方が無難でしょう。
逆に、副菜が「サラダ」の時は、「ポタージュスープ」でボリュームアップすると、満腹感がしっかり得られた食事になり、いいと思います。
まとめ
一見難しそうな「ビーフストロガノフ」ですが、調べてみると、作り方は意外と簡単で、今では様々なバリエーションを持つ料理となっています。
献立も、「サラダ」と「スープ」だけなら、簡単に作ることも可能です。
とはいえ、なかなか「牛肉」を買う勇気のない私…
このままでは、一生「ビーフストロガノフ」を作る日が、来ないかもしれません(涙)
まずは「クリスマス」や家族の誕生日などといった、家族のイベントの時にでも、勇気を出して、作ってみたいな、と思いました。
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