一昔前は、とても高価な印象が強かった遮光カーテン。
今では、インターネット通販を中心に、お手軽なお値段で手に入れることができます。
朝少しでもゆっくり寝たい、ホームシアターをじっくり楽しみたい…など、少しでも室内を暗くしたい人にとって、遮光カーテンはすごく魅力的だと思います。
でも、メリットだけではなく、デメリットもあるはずです。
それぞれどういったものがあるか、ご紹介します。
遮光カーテンの代用品はどんなものがあるのか?
遮光カーテンを買う前に、代用できる物がないかを紹介します。
できるだけ安く済むような物ですので、
見栄えはあまり期待しない方が良いと思います。
遮光カーテンの代用なら百均のアルミシート
ダイソーなどの百均にアルミシートが売られていますが、これを窓にマスキングテープなどで張り付けると遮光になります。
冬なら断熱効果も期待できますよ。
安く済むので購入までの遮光であればこれで十分だと思います。
遮光カーテンの代用品(ゴミ袋)
遮光カーテンの代用品としては、黒のゴミ袋も役に立ちます。
よく賃貸のアパートやマンションに人が入るまで遮光するために黒いビニールを貼ってあるのを見たことがありませんか?
黒のビニール袋を窓に張り付けてやればかなりの遮光ができます。
ガムテープよりもホームセンターなどで売っている養生テープの方がはがしやく便利です。
遮光カーテンの代用なら新聞紙や段ボールも便利
あまり見た目を気にしないなら、新聞紙や段ボールで窓に張り付けると光を遮ることができます。
養生テープなどを使って新聞紙や段ボールを窓の全面に隙間なく張れば遮光できます。
それでも気になるようでしたら、さらに布やブランケットなどを窓にかければもっと遮光できると思います。
遮光カーテンの代用(ブルーシート)
遮光カーテンの代わりにするならブルーシートやレジャーシートなども代用できます。
窓にブルーシートやレジャーシートを養生テープで張り付ければ出来上がりです。
2重にした方が遮光効果も上がると思います。
それでも、光が気になるなら、さらに布などをかけるのも良いかもしれません。
遮光カーテンのデメリットは?
遮光カーテンとは、窓から入ってくる太陽の光を遮ることを目的として作られたもので、遮断する光の割合によって、1等級~3等級に分類されています。
寝室に遮光率99.9%以上になる「1等級遮光カーテン」を使用すると、朝になっても室内は暗いままなので、つい寝過ごしたり、いったん目覚めた後、室内の暗さに安心してしまい、二度寝・三度寝をしてしまったり…ということも起きるかもしれません。
また、1等級遮光カーテンを使うと、昼間でも家の中がとても暗くなり、照明なしでの生活が難しくなります。
ですから遮光カーテンを購入する際は、カーテンの色や柄と合わせて、光をどの程度遮断すればよいかもしっかり考えておく必要があります。
・昼間でも照明なしでは、人の顔が認識できない暗さを求めるなら、1等級遮光カーテン
・昼間、人の顔あるいは表情がわかるぐらいの暗さなら、2等級遮光カーテン
・昼間、人の表情はわかるが、作業を行うには暗い程度なら、3等級遮光カーテン
こんな風に、昼間どのぐらいの暗さを求めるかによって、カーテンの「遮光等級」が変わりますので、忘れずにチェックしてくださいね。
遮光カーテンのメリットは?
では逆に、遮光カーテンのメリットって、どんなものがあるのでしょうか?
遮光カーテンは、室内への陽の光の侵入を防ぐため、生地に黒いとを織り込んでいたり、黒いカーテン裏地を使った二重構造になっていたりしています。
この特殊構造が、夏の直射日光や強い西日といった、室温を高くする原因が室内に入りにくい状態を作り出すので、冷房の効率が上がる・省エネ効果が期待できる、といったメリットがあります。
また、お肌に有害な紫外線もカットしてくれるので、お肌に優しいのはもちろん、家具や床などとの変色防止にも活躍してくれます。
そして、遮光カーテンが役立つのは夏だけではありません。
冬も、窓側からの冷気を室内に侵入しにくくしてくれるため、断熱効果がアップし、省エネしながらポカポカ暖かく過ごせます。
さらに、室内の光が屋外に漏れないので、カーテンを閉め切っていれば在宅か留守かがわかりにくく、外から見えないので、空き巣やストーカーへの対策ができます。
その他、遮光カーテンは生地密度が高いので、空気の振動を遮断しやすく、そのため自動車の音、飛行機の音といった「騒音」が室内に伝わるのを防ぎ、逆に子供の大声や、ピアノの音といった、「生活騒音」が外部に漏れることを防ぐという役割もしてくれます。
もちろん、この「遮音効果」は、カーテンの加工具合により違ってくるので、防音を望むのであれば、「防音機能」のついた遮光カーテンを選ぶと安心です。
このような遮光カーテンのメリットも、正しいサイズのカーテンを適切な使い方で使用して、初めて生まれるものです。
カーテンのサイズ選びを間違ってしまうと、光をしっかり遮ることができなくなり、遮光カーテンの意味が半減してしまう、ということになってしまいます。
遮光カーテンを購入する際には、窓よりも少し大き目のサイズを選ぶといいですよ。
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まとめ
わが家は、カーテンがないと家の中が外から丸見え状態になってしまうので、外から見えないように常にカーテンを閉めています。
家の外の騒音は気になりますが、特に寝室が真っ暗になってしまうと、朝確実に起きることができなくなるので、今のところ、遮光カーテンとは無縁の生活を送っています。
でも、こうやって遮光カーテンのことを調べてみると、室内の光が外に漏れない、車などの騒音が室内に入ってきにくい、という点をすごく魅力的に感じました。
カーテンを買い替える時には、ぜひ遮光カーテンに変えてみたいと思います。
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