たけのこの美味しい季節になってきましたね。
旬のたけのこを美味しくいただくとなると、やっぱりたけのこご飯?
シンプルな煮物?焼いたりもいいかも!
でも、たけのこの下処理ってけっこうめんどうくさかったような…。
もし、あく抜きしないとどうなるのか?
ちょっと気になるところをチェックしておきましょう!
そして今回は、たけのこの下処理、特にあく抜きの時短の方法について紹介します。
たけのこのあく抜きはけっこう時間がかかります。
そのあく抜きが時短できたら、簡単に出来るし嬉しいですよね!
そのあく抜きの時短方法についても紹介するので、お役に立てることができれば嬉しく思います。
たけのこはあく抜きしないで食べると体調はどうなるのでしょうか?
たけのこはあくが強いから、あく抜きをするのが当然だと思っていますが…。
本当に必要なのでしょうか?
もしあく抜きをしないで食べたら体調に何か影響するのか調べてみました。
えぐみや渋みが強くなる
たけのこは収穫したときから、どんどん鮮度が落ちていってしまいます。
またえぐみや渋みも強くなっていってしまうので、スーパーなどに並ぶころには当然鮮度はかなり落ちてしまいます。
家の裏に山があるとか、たけのこ堀りで掘りたてが食べれるような良い環境でない限りはあく抜きは必要だと言えるでしょう。
そして「えぐみ=あく」なのであく抜きをしないと舌にピリピリと感じるようなえぐみが残ってしまいます。
えぐみに含まれる成分が体調に影響する?
たけのこを食べただけでは、アレルギーとかがない限りは特に気にする必用はありません。
しかし、えぐみ成分であるシュウ酸には胃腸へ負担がかかることがあります。
このシュウ酸もたけのこを収穫したあとはどんどん増えていってしまうので、あく抜きをすることでそれを取り除けるのなら、必要な作業になりますね。
とはいえ、あまり気にしすぎる必要はないので普通にあく抜きをしてからたけのこを食べると思っていれば大丈夫でしょう!
たけのこのあく抜きの時間は?茹でるを時短する方法3選
たけのこは収穫をしたら、どんどんあくが強くなっていってしまいます。
たけのこを手に入れたら早めにあく抜きをしましょう。
たけのこのあく抜き基本編
準備するもの:たけのこ(2〜3本)、米ぬか1カップ、唐辛子1本
※たけのこの量はあくまでも目安なので、たけのこの本数が増える場合や大きいものの場合は米ぬかと唐辛子の量も増やしてください。
②たけのこの根本の固いところと、穂先を5分の1程切り落として縦に2㎝ほどの切れ目を入れる。(あくを抜きやすくするため)
③深さのある鍋に出来るだけ重ならないようにたけのこを入れ、米ぬかと唐辛子とたけのこがかぶるくらいに水を入れる。
④中火から強火にかけて、沸騰したら落し蓋をして弱火にする。
ふきこぼれないように注意して40分~1時間茹でる。
⑤根本のほうのかたい部分に竹ぐしを通してスッと通れば火を止める。
なべのまま冷めるのを待つ。
簡単なようですが、時間がかかるのとふきこぼれないように注意したりとけっこう神経を使う作業のように感じませんか?
これが時短で簡単に出来る方法があれば、即実行したい!ですよね。
茹でる部分が時短になれば、かなり楽になるはずです。
茹でるを時短する方法3選!
①たけのこを小さくカットし、重曹を入れて茹でる
時短したいときは食材を小さくカットするのは、他の料理の時でもそうですよね。
たけのこも小さくカットして茹でれば時短になります。
重曹はあくを溶かしてくれるので、時短にもつながります。
水1ℓに対して小さじ1の重曹を入れます!
入れすぎると、においが残ったりするので注意です。
②圧力なべを使ってあく抜きをする
圧力なべをお持ちなら、使いましょう!
お米をタケノコ500gに対してお米大さじ3杯ぐらい用意して、よく洗ったたけのこと一緒に圧力なべに入れます。
中火で約8分程度加熱し、自然減圧させてから自然に冷ます。
これだけです!かなり簡単ですね。
③大根の汁であく抜き
大根をおろしてしぼり汁約200ccを用意し、そのしぼり汁と同じ量の水と全体量の1%の塩を加えた水に皮をむいて薄く切ったたけのこを漬けるだけ!
ゆでなくていいのが、簡単でいいですよね。
漬けておく時間は1~2時間と時間はかかりますが漬けるだけなら、ほっておいても大丈夫なので楽です。
さらに料理直前に1~2分茹でるとさらにしっかりあくが抜けます。
まとめ
たけのこのあく抜きについて紹介しました。
たけのこが美味しい季節になって、スーパーでもおいてあるのを見ると食べたくなりますよね。
あく抜きの簡単な方法も紹介したので、ぜひ美味しいたけのこを食べるためにやってみてくださいね。
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