バレンタインでチョコを作るぞ!と息巻く女子達。
ネットでレシピなどを見ると、可愛らしくてキレイなチョコがたくさんありますね。
ツヤツヤしていて見た目がキレイなチョコのコーティングには、
テンパリングという作業が必要不可欠。
「テンパリングが難しくて断念した」という人も多いはず。
そんな方の救世主、テンパリングが要らないチョコレートがあるんです!
どこで入手できるのか?味は美味しいのか?
疑問を解消していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
テンパリング不要のコーティングチョコはスーパーで買うの?販売店は?
テンパリングとは、簡単に言うと温度調整のこと。
チョコレートにはカカオマスや油脂などあらゆる成分の結晶があり、
温度調整によって溶かしても分離しないよう全てをまとめる工程です。
この温度調整が難しく、一旦50℃まで温度を上げてチョコを溶かしてから26℃くらいに冷やし、
再度32℃くらいまで温度を上げるというややこしさ。
温度計を使っていても温度をキープするのは難しく、60℃を超えると成分が変わってしまいます。
本当にテンパリングの作業は必要なのか?と疑問に思うかもしれませんが、
見た目だけでなく口当たりや風味も段違いです。
テンパリングが必要のないチョコレートはそのややこしさが無い!
レンジでチンしてぐるぐる混ぜて完成、というお手軽さ。
テンパリングが必要な工程なのはわかったけど、どうしても難しくてできない!という方や
ラクにお菓子つくりを楽しみたい方も、テンパリング不要のチョコを使うのは全然アリ!
見た目がとってもキレイになりますし、何より作業が簡単です!
商品はテンパリング不要のチョコレートという名称ではなく、「洋生チョコレート」や「パータグラッセ」、
「キャンディコート」や「コーティング用」と書かれている場合がほとんどです。
どこに売られているのかというと、ネットはもちろんスーパーや業務用スーパーにいけばあります。
スーパーといっても製菓に力を入れているところでないと見つからないかもしれません。
製菓店に売られているところもありますので、探してみてくださいね。
コーティング用としては量の多い100g~1kgくらいまで幅広く売られているところが多いので、たくさん使う人におすすめです。
洋生チョコレートは塊だったり小分けにされていたり、たくさんの種類が販売されているので
自分の使いやすいものを選んでくださいね。
テンパリング不要のチョコレートの味はまずい!?板チョコでのコーティングは?
テンパリングをしていないチョコレートは、コーティング用に使うことがほとんど。
チョコを溶かしたり冷やしたりしてコーティングをするなどの作業が
簡単にできるように作られたものです。
テンパリングをしていないチョコはいわゆるチョコペンの中身と同じです。
チョコの味に大きく左右するカカオバターが少なくて、植物油が多く入っているため、テンパリングをしなくても固まる仕組みです。
だからこそ味は市販の板チョコに比べると落ちてしまいます。
味が平坦で深みがなく油っぽさもあって美味しいとは言えませんが、
コーティングという少量だったら気になりません。
市販の板チョコは日本人が食べやすいように作られているので、美味しいのは当たり前ですよね。
テンパリングをしたチョコレートならツヤツヤして見た目がきれいになりますが、
そこまでキレイでなくても良ければコーティングは板チョコで代用できます。
少し曇ったようなマットな仕上がりになりますが、味は美味しくなります。
板チョコでもツヤっとしたコーティング方法がネットのレシピにもありますので、
挑戦してみても良いですね!
まとめ
見た目がキレイなチョコレートは、まるでお店で売っているようで
それを自分で作れるとなるとウキウキしますね!
テンパリング不要のチョコレートなら、面倒なテンパリング作業が要らず
簡単にキレイなコーティングができます。
バレンタインやお子様へのおやつに、ちょっと格上なチョコレートを
プレゼントしてみてはいかがですか?
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