じめじめと嫌な季節になってきました。
毎年梅雨の時期になると主婦の頭を悩ませる原因の一つが、洗濯です。
特に洗濯物を乾かすのが、大変!雨が続いたりしたら気分も落ち込みます。
みなさんは雨の日にどんな風に洗濯物を乾かしていますか?
エアコンの除湿で部屋干しで乾かしているという人は、けっこういるのではないでしょうか?
では、その除湿ドライの温度設定は何度ぐらいでしょうか?
またエアコンのドライの電気代はいくらくらいかかるのか?
今回はエアコンの除湿ドライで洗濯物を乾かすことについて紹介します。
エアコンの除湿で洗濯物を乾かす時の温度設定は何度ぐらいなの?
エアコンの除湿ドライの温度設定は?
乾燥機を使わない家庭では、エアコンのドライで洗濯物を乾かすという人は多いでしょう。
本当は外に干したいけど、雨が降るとしょうがないですよね…。
さて、その際のドライの温度設定についてですが20℃に設定しましょう。
これは冬でも20℃の設定です。
温度が高ければ、早く乾くというわけではありません。
また、扇風機やサーキュレーターで風を送るようにするとさらに早く乾くようになります。
冷房じゃなくて、ドライ(除湿)に設定することをお忘れなく!
なぜ除湿ドライ設定がいいのか?
ではなぜ、冷房ではなくドライの設定で洗濯物を乾かすのでしょうか?
ドライを別の言い方をすると除湿ですね。
洗濯物の湿気を取り除いて乾かすという感覚です。
だから除湿機能が洗濯物を乾かすときには最適というわけです。
扇風機を併用すると良い点は、湿気を風でさらに飛ばしてくれるからです。
除湿ドライで洗濯物を乾かす時のポイント
①洗濯物を干す間隔をあける
だいたい洗濯物と洗濯物の間は15㎝くらいあけるようにして、風の通りをよくしましょう。
これは外に干す場合も、間隔をあけるようにすると早く乾きます。
②部屋干しのあとは空気の入れ替えをする
カビが増殖するのを防ぐために、部屋干しをしたあとは5分くらい空気の入れ替えをしましょう。
※エアコンの除湿以外にも、洗濯物の雨対策として衣類乾燥機や除湿機などがありますが、それらの違いについてまとめてみました。
良かった下記の記事も参考にしてみてはいかがでしょうか?
エアコンのドライ機能で洗濯物を乾かす時の電気代はいくらぐらいなの?
次に主婦が気になる、電気代について紹介します。
いくら洗濯物を乾かすためとはいえ、エアコンをつけっぱなしにしておくということに対してけっこう抵抗があるという主婦の方もいるかもしれませんね。
洗濯物は乾かしたいけど、電気代もかかるし、それが正直一番気になる!という人も多いのでは?
実際のところどうなのでしょうか?
エアコンの電気代については、冷房、ドライ、その機能によっても変わってきます。
また、電気を使用する時間帯でも電気代は違ってきます。
例えば雨の日や晴れの日関係なく、深夜に洗濯機をまわしておくという人はけっこういるのではないかと思います。
これって深夜の時間帯が電気代が比較的安くなるからですよね。
ドライ機能に関しても、弱冷房除湿と再熱除湿というのがあり弱冷房除湿のほうが電気代が安くなります。
しかしデメリットとして、除湿量が少なくなるという点もあります。
電気代については各家庭の電気料金プランを見直すことをおすすめします。
電力会社の切り替えで節約可能!
エアコンのドライ機能には2つあることを紹介しました。
種類が違うので、電気代についても明確に紹介しづらい部分があります。
まずは自分の家のエアコンが弱冷房除湿なのか、再燃除湿なのかを調べてみるといいでしょう。
そしてそれにあった使い分けをすると電気代の節約につながります。
また、電力会社の切り替えによって電気代の節約になることもあります。
エアコンのドライで洗濯物を乾かすことが多いのなら、それにあった電力会社のプランを探して相談してみるのもおすすめです。
エアコンの除湿とは!?どんな種類があるのか?
エアコンの除湿とは?
除湿、除湿というけれど…どうして除湿にすると温度が下がるか知っていますか?
除湿機能を使うと、湿度が高くなっている部屋内の空気を取り入れてアルミの熱交換器で空気の温度を下げます。
これによって空気が冷たくなって水分量が減り、あまった水分が水滴としてアルミの熱交換器に出てくるようになります。
その水滴を集めてホースで外に出します。
そうすると部屋の水分が減って、逆に乾燥した空気を部屋に取り込みます。
こうやって部屋の水分をどんどん外に出して、湿度を下げるというわけです。
除湿には種類があるって知ってた?!
エアコンの除湿機能には、種類があるのを知っていましたか?
除湿は除湿でしょ?と思っている人も多いと思います。
「弱冷房除湿」
水分を集めて温度を下げ、その温度の下がった空気をそのまま部屋取り込みます。
弱冷房のような状態で肌寒いような状態になります。
「再熱除湿」
温度を下げた空気を暖めなおしてから部屋に戻します。
湿度だけをさげたい時に有効です。
「ハイブリッド除湿」
他の除湿機能とは違う仕組みです。
温度を下げた空気を、室内の空気と混ぜて室温に近づけます。
そのため寒くなりにくくて、なんと消費電力は控えめなのが特徴です。
これらのことを見ても、除湿を使うことで部屋を涼しくさせることは可能ということが分かりますね。
除湿することで部屋の温度を下げる効果が期待出来そうです。
エアコンの除湿が効かない原因と対策!
すでに紹介したように、除湿は部屋を涼しくする効果があることがわかりました。
それなのに、なぜか除湿にしてもエアコンが効いている気がしない!という経験はありませんか?
次に紹介するのは、そんな場合の原因と対策についてです。
除湿がきいていないと感じる原因
単純にエアコンの除湿機能が壊れているかもしれないということもあります。
これは、室温がエアコンの設定温度より低い場合に起こりがちです。
雨の日が続いていてジメジメするし、除湿をして気温も下げよう!と思っているかもしれません。
でも雨の日は気温がそんなに高くない場合もあります。
エアコン除湿が効かない時の対策
エアコンの設定温度は室温よりも低くしてから、除湿をするようにしてくださいね。
また除湿機能を高めるために、エアコンの吹き出し口にビニールのシートなどをはります。
これはエアコンの風の向きをかえるためです。
また足元ばかりの温度が下がり、冷えてしまうことってありませんか?
それを防ぐためでもあり、エアコンの除湿機能の力を高めることも出来ます。
風の向きが上向きになるよにビニールシートを取り付けましょう。
部屋の上のほうから徐々に冷たい空気が下に行くので、足ばかりが冷えてしまうということもなさそうです。
まとめ
エアコンのドライで洗濯物を乾かすときの温度設定や電気代について紹介しました。
雨の日が続くと洗濯物を外に干せなくて、つらいですよね。
エアコンのドライで乾かすという人もけっこういると思いますが、その時のやり方を改めてチェックしておいてほしいと思います。
また電気代については自宅のエアコンのドライがどういう種類のものかを確認しましょう。
そして必要があれば自分の電気の使い方に合った電力会社に切り替えるというのもありだと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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